突過(読み)とっか

精選版 日本国語大辞典 「突過」の意味・読み・例文・類語

とっ‐か‥クヮ【突過】

  1. 〘 名詞 〙 はげしい勢いでつき進んで障害となるような地点地形などを通過すること。突破
    1. [初出の実例]「無由潘岳望塵拝、星電突過一瞬中」(出典:東京詞(1869)〈大沼枕山〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「突過」の読み・字形・画数・意味

【突過】とつか(くわ)

つき抜ける。〔金史世戚、徒単思忠伝〕一日姻戚子と郊に出す。り、弓矢にし、馬に策(むちう)ちてす。子怒りて之れを鞭(むちう)たんと欲す。思忠曰く、人昏昧、何ぞ責むるに足らんと。に之れを釋(ゆる)す。

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