窓櫺(読み)そうれい

精選版 日本国語大辞典 「窓櫺」の意味・読み・例文・類語

そう‐れいサウ‥【窓櫺・窓欞】

  1. 〘 名詞 〙 窓につけた格子。また、格子をつけた窓。
    1. [初出の実例]「寂歴林間雪満庭、無窮清気透窓櫺」(出典:艸山集(1674)二三・間庭雪)
    2. 「蔓草の纏ひ付きたる窓欞(ソウレイ)」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉落飾)
    3. [その他の文献]〔薩都剌‐竹枝詞〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「窓櫺」の読み・字形・画数・意味

【窓櫺】そう(さう)れい

まどの格子。元・都剌〔竹枝詞〕詩 湖上美人、玉箏を彈じ 小鶯(せうあう)飛び度(わた)りて、櫺に(よ)る

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