精選版 日本国語大辞典 「立商」の意味・読み・例文・類語 たてり‐あきない‥あきなひ【立商】 〘 名詞 〙 ( 立ったままで売買することの意 ) 手もとに米の現物がなく、米市で両替屋を通じ思惑だけで売買してさやをかせぐ商売。空米(くうまい)相場。たてり。[初出の実例]「一刻の間に、五万貫目のたてり商(アキナヒ)も有事なり」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例