20世紀日本人名事典 「立石一真」の解説
立石 一真
タテイシ カズマ
- 生年
- 明治33(1900)年9月20日
- 没年
- 平成3(1991)年1月12日
- 出生地
- 熊本県熊本市
- 学歴〔年〕
- 熊本高工(現・熊本大学)電気科〔大正10年〕卒
- 学位〔年〕
- 医学博士
- 主な受賞名〔年〕
- 紺綬褒章〔昭和23年〕,藍綬褒章〔昭和29年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和45年〕,勲二等瑞宝章〔昭和56年〕,「経済界」大賞(第9回)〔昭和58年〕,企業広報賞経営者賞(第3回)〔昭和62年〕,京都府特別功労表彰(第1回)〔平成2年〕
- 経歴
- 兵庫県庁技手、井上電機製作所を経て、昭和8年大阪で立石電機製作所(現・オムロン)を創業。継電器、自動制御装置の製造に乗り出す。23年に株式に改組した立石電機を京都に設立し、社長。オートメーション機器を次々と開発し、急成長を遂げる。54年会長に退くが、61年3月期の業績が減益になったため、7月電子決済システム事業本部長となり現場に復帰した。62年6月取締役相談役に退く。日経連常任理事、関西経済連常任理事などをを歴任。平成2年立石科学振興財団を創立。著書に「わがベンチャー経営」「創る育てる」「企業家精神の復活」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報