立野老(読み)たちどころ

精選版 日本国語大辞典 「立野老」の意味・読み・例文・類語

たち‐どころ【立野老】

〘名〙 ヤマノイモ科のつる性多年草。本州四国九州山野に生える。茎は直立し、上部に行くにつれてつる性になり、よく分枝する。葉は互生し、長い柄をもち長楕円状心臓形、先はとがり縁は波状。雌雄異株。五月頃、葉腋から出た花序にごく小さな淡黄色の花を穂状につける。花後、三枚の羽根をもつ倒卵円形の果実を結ぶ。漢名、癩蝦蟇。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「立野老」の解説

立野老 (タチドコロ)

学名Dioscorea gracillima
植物。ヤマノイモ科のつる性多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android