竜嶽寺(読み)りゆうがくじ

日本歴史地名大系 「竜嶽寺」の解説

竜嶽寺
りゆうがくじ

[現在地名]下條村鎮西野 芦が平

大山田おおやまだ神社の西北約二〇〇メートルの地にある。臨済宗妙心寺派。下条氏の菩提寺で山号は万松山。本尊聖観音。寺記によれば、伊那下条氏の祖下条頼氏が応永年間(一三九四―一四二八)に下伊那へ来住した際、粟野あわの(現阿南町富草)開眼かいげん寺を創建したのが始まりである。のち下条康氏が宝積寺と改称して吉岡城外に移し、更に天文四年(一五三五)頃下条時氏が芦が平よしがだいらの現寺地に移した。その際、父家氏の菩提を弔うために家氏の法号「竜嶽深蒼」から寺号を竜嶽寺と改称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「竜嶽寺」の解説

龍嶽寺

(長野県下伊那郡下條村)
信州の古寺百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android