童仙房村(読み)どうせんぼうむら

日本歴史地名大系 「童仙房村」の解説

童仙房村
どうせんぼうむら

[現在地名]南山城村大字童仙房・大字野殿のどの

北大河原きたおおかわら村の北方、五〇〇メートル級の高原状山地の童仙房を含む広域の村。童仙房は江戸時代を通じて無住の山野であったため、周囲の湯船ゆぶね(現和束町)上有市かみありち・下有市(現笠置町)北大河原・野殿など各村によって山論が繰り返されたが、明治に入って開拓され、明治五年(一八七二)野殿村と併せて童仙房村となった。

「京都府地誌」は開拓当時の様子を、

<資料は省略されています>

と記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android