童仙房村(読み)どうせんぼうむら

日本歴史地名大系 「童仙房村」の解説

童仙房村
どうせんぼうむら

[現在地名]南山城村大字童仙房・大字野殿のどの

北大河原きたおおかわら村の北方、五〇〇メートル級の高原状山地の童仙房を含む広域の村。童仙房は江戸時代を通じて無住の山野であったため、周囲の湯船ゆぶね(現和束町)上有市かみありち・下有市(現笠置町)北大河原・野殿など各村によって山論が繰り返されたが、明治に入って開拓され、明治五年(一八七二)野殿村と併せて童仙房村となった。

「京都府地誌」は開拓当時の様子を、

<資料は省略されています>

と記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android