竹内実(読み)タケウチミノル

デジタル大辞泉 「竹内実」の意味・読み・例文・類語

たけうち‐みのる【竹内実】

[1923~2013]中国文学者・評論家。中国の生まれ。京大卒。東京都立大助教授を経て、京大人文科学研究所、立命館大、北京日本学研究センターなどで教授歴任現代中国研究に尽力し、毛沢東論で知られる。昭和35年(1960)には野間宏らと共に中国を訪れ、毛沢東と会見した。著作に「毛沢東の生涯」、武田泰淳との共著「毛沢東―その詩と人生」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹内実」の解説

竹内実 たけうち-みのる

1923-2013 昭和後期-平成時代の中国文学者,評論家。
大正12年6月12日中国山東省生まれ。中国研究所所員,都立大(現・首都大学東京)助教授をへて,昭和50年京大人文科学研究所教授,62年立命館大教授。平成6年北京日本学研究センター教授。その間の昭和35年野間宏らと中国を訪問して毛沢東と会見し,40年「毛沢東―その詩と人生」(共著)を刊行。43年文化大革命を批判する「毛沢東に訴う」を発表した。平成25年7月30日死去。90歳。京大卒。著書ほかに「日本人にとっての中国像」「中国の思想伝統と現代」「魯迅遠景」など。

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