デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠原耨庵」の解説 笠原耨庵 かさはら-じょくあん 1812-1892 幕末-明治時代の医師。文化9年生まれ。幕医多紀槃窓に師事し,郷里の陸奥(むつ)一関(岩手県)にかえり医業をつぐ。のちふたたび江戸で小野蘭山に本草学をまなび,一関藩の典学をへて弘化(こうか)3年(1846)藩校慎済館学頭となった。晩年は西洋医学を研究し,治療にとりいれた。明治25年4月11日死去。81歳。名は親農。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例