第一家庭電器(読み)だいいちかていでんき

百科事典マイペディア 「第一家庭電器」の意味・わかりやすい解説

第一家庭電器[株]【だいいちかていでんき】

家電量販店チェーンを展開する小売企業。東日本を中心に直営店・フランチャイズ店合わせて一時は200店以上を有したこともある。1948年永長佐京がラジオの月賦販売小売業鈴やを開業。1958年第一家庭電器として設立。各社製品を取り揃えることが顧客満足度を高めるとの考えに立ち,家電メーカー系列小売店とならなかったことは有名。1974年業界トップクラスの地位確立。しかし,1990年代のバブル崩壊後に業績が悪化し,1999年には13店舗閉店。ドン・キホーテとの提携リストラなどで自立再建をめざしたが,2001年,民事再生法適用を申請し事実上倒産。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第一家庭電器」の意味・わかりやすい解説

第一家庭電器
だいいちかていでんき

家庭用電気製品の販売,修理会社。1947年登記上の設立。1958年家庭電化商品の販売業を開始。1964年株式額面変更のため瀬川石炭を第一家庭電器に改称し,同社合併。関東地区中心に OA専門店,AVソフト店と家電の複合店舗を展開。バブル崩壊後に業績が悪化,2001年ドン・キホーテと資本業務提携したが業績は回復せず,翌 2002年民事再生法の適用を申請し倒産した。

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