リストラ

デジタル大辞泉 「リストラ」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

知恵蔵 「リストラ」の解説

リストラ

経済環境の変化に応じ、企業が成長を維持し、収益力を高めるために行う事業の再構築のこと。具体的には成長部門への資源の再配分、不採算部門からの撤退組織の簡略化、バランスシートの改善などを通して実施される。長期的な視野に立ったリストラが成功すれば、企業部門の成長がマクロ経済の成長にもつながる。しかし不況期のリストラは固定費の削減主体となることが多く、企業部門の回復とマクロ経済の回復にズレが出てくることもある。固定費の主要素である人件費の削減は、コストを減らし、企業収益の改善にはなるが、残業時間や雇用者を減らすことにより行われるために、雇用情勢は悪化する。このため家計の消費活動が鈍り、マクロ経済の回復を遅らせることになる。

(本庄真 大和総研監査役 / 2007年)


リストラ

「リストラクチャリング」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む