デジタル大辞泉プラス 「第三舞台」の解説 第三舞台 日本の劇団。1981年、当時大学生だった劇作家・演出家の鴻上尚史が、早大演劇研究会のアンサンブルのひとつとして大高洋夫らとともに結成。旗揚げ公演の「朝日のような夕日を連れて」は同劇団の代表作となり、以後も鴻上の作・演出による作品を上演。1985年には紀伊国屋ホールへ進出、1991年には初の海外公演を行うなど、80年代から90年代の小劇場演劇の代表的劇団のひとつとなった。2001年の「ファントムペイン」の公演をもって10年間の活動封印を宣言。2011年11月から2012年1月まで東京・大阪など5箇所で封印解除&解散公演と銘打ち「深呼吸する惑星」を上演し、解散。代表作に「宇宙で眠るための方法について」「プラスチックの白夜に踊れば」「スナフキンの手紙」(岸田戯曲賞受賞)など。所属した俳優はほかに岩谷真哉、名越寿昭、小須田康人、長野里美、筧利夫など(退団、物故者含む)。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報