等親(読み)トウシン

デジタル大辞泉 「等親」の意味・読み・例文・類語

とう‐しん【等親】

家族の階級的序列を表した語。例えば、夫は一等親、妻は二等親血縁関係の緊密度を示す「親等」とは異なるが、両者は混用されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「等親」の意味・読み・例文・類語

とう‐しん【等親】

  1. 〘 名詞 〙 家族関係の緊密度を表わすために使われる語。妻からみて夫を一等親、夫からみて妻を二等親とする。法律上親族関係の遠近を示す単位としての親等とは異なるが、両者はしばしば混用されている。
    1. [初出の実例]「朱云。養祖父母不等親先有別義通耳」(出典令集解(868)儀制)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「等親」の読み・字形・画数・意味

【等親】とうしん

親疎の次。

字通「等」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android