日本大百科全書(ニッポニカ) 「筌ノ口温泉」の意味・わかりやすい解説 筌ノ口温泉うけのくちおんせん 大分県玖珠(くす)郡九重町(ここのえまち)、鳴子(なるこ)川の渓流に臨むひなびた温泉。飯田(はんだ)高原の北部、標高780メートルに位置する。泉質は炭酸水素塩泉。近くに震動ノ滝(しんどうのたき)、九酔渓(きゅうすいけい)の景勝地がある。JR久大(きゅうだい)本線豊後中村(ぶんごなかむら)駅からバス30分、東方約2キロメートルをやまなみハイウェイが走る。[兼子俊一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「筌ノ口温泉」の解説 筌ノ口温泉 大分県玖珠郡九重町、鳴子川沿いにある温泉。“筌ノ口”は「うけのくち」と読む。飯田高原北部、標高約780mに位置する。川端康成の小説「波千鳥」の舞台として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報