日本歴史地名大系 「筏津村」の解説 筏津村いかだづむら 広島県:山県郡大朝町筏津村[現在地名]大朝町筏津大塚(おおつか)村の南西に位置し、畳(たたみ)山(一〇二九メートル)の東山麓を流れる可愛(えの)川の支流大谷(おおだに)川に沿って集落が開ける。東は大朝、南は田原(たわら)、西は高野(たかの)(現芸北町)の諸村に接する。慶長六年(一六〇一)の検地で高二一二・五四三石と決定し、以後変更はない。給知の村で、宝暦一一年(一七六一)までの免は上り詰四・九五、下り詰一・〇八、翌一二年より定免四・三一(国郡志下調書出帳)。 筏津村いかだつむら 岡山県:英田郡西粟倉村筏津村[現在地名]西粟倉村筏津長尾(ながお)村の南西、吉野(よしの)川沿いに立地。北西より流れる知社(ちしや)川と同川の合流域は平坦地になっている。正保郷帳に村名がみえ、田九五石・畑一六石余。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高九〇石余・開高八石余、村位は下。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by