策源地(読み)サクゲンチ

デジタル大辞泉 「策源地」の意味・読み・例文・類語

さくげん‐ち【策源地】

前線の作戦部隊に対して、必要物資の補給などの兵站へいたん支援を行う後方基地。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「策源地」の意味・読み・例文・類語

さくげん‐ち【策源地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 前線の作戦部隊に対して、補給、整備回収、交通、衛生建設などの兵站(へいたん)支援を行なう後方基地。策源
    1. [初出の実例]「大連はいふ迄も無く、露国が満洲の策源地(サクゲンチ)として建設したる地で」(出典銃後(1913)〈桜井忠温〉四)
  3. 根拠地のこと。
    1. [初出の実例]「海峡殖民地は日本売笑婦人の策源地にして」(出典:南国記(1910)〈竹越与三郎〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android