箚記(読み)サッキ

精選版 日本国語大辞典 「箚記」の意味・読み・例文・類語

さっ‐き【箚記】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さつ」は「箚」を「札」の義に用いた慣用音で、ものを書きしるす簡札 ) 読書したり、話を聞いたりしたときの感想・意見などを、気のむくままに書き記すこと。また、その記録。随想録。「二十二史箚記」「洗心洞箚記」など。
    1. [初出の実例]「社長或は総幹等に就て審問し、而て後に箚記すると雖ども」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)
    2. [その他の文献]〔湛園札記‐序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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