米朝関係

共同通信ニュース用語解説 「米朝関係」の解説

米朝関係

米国と北朝鮮朝鮮戦争(1950~53年)で戦火を交え、計数百万人の犠牲者が出た。53年7月の休戦協定締結後、現在も休戦状態が続き、国交はない。米国は94年に寧辺ニョンビョンの核施設攻撃を検討、韓国の反対直前に回避された。米歴代政権はその後、直接交渉や6カ国協議で核問題解決を図ってきたが、いずれも失敗。トランプ米大統領は2017年に就任後、軍事的圧力を強め、情勢は緊迫した。核・ミサイル実験を繰り返した金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は同年11月に「国家核戦力」の完成を宣言後、対話路線に転じ、18年6月、シンガポールで初の米朝首脳会談が実現した。(北京共同)

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