事典 日本の地域ブランド・名産品 「米粒人形」の解説
米粒人形[人形・玩具]
こめつぶにんぎょう
水戸市で製作されている。常陸太田市の高橋都山が昭和20年代に考案し、製作を始めたのが始まり。初めは米粒に経典の文字などを書いていたが、次第に人形や動植物などの絵柄も増えていった。茨城県産の整った白米の米粒を台紙に糊づけして固定し、膠で薄めた顔料をつけ、細筆で描く。米に虫などが付かないよう薬を塗り、額に入れる。茨城県郷土工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報