粟田口慶羽(読み)あわたぐち けいう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟田口慶羽」の解説

粟田口慶羽 あわたぐち-けいう

1723-1791 江戸時代中期の画家
享保(きょうほう)8年生まれ。住吉広守門人。宝暦11年幕府の御用絵師となる。尊敬する粟田口隆光(りゅうこう)にちなんで姓とし,粟田口派をおこした。人物花鳥画を得意とした。寛政3年10月16日死去。69歳。本姓近藤。名は直芳。通称は五郎兵衛。

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朝日日本歴史人物事典 「粟田口慶羽」の解説

粟田口慶羽

没年:寛政3.10.16(1791.11.11)
生年:享保8(1723)
江戸中期の画家。名を直芳。江戸のやまと絵画家住吉広守の門人であるが,別に粟田口家を興し,江戸幕府の御用絵師となった。以後,慶受直隆―珪羽直興―桂節隆吉―珪輪隆重と粟田口家は幕府御絵番として活躍した。<参考文献>大村西崖編『東洋美術大観』5巻

(榊原悟)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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