粥新田峠(読み)かゆにたとうげ

日本歴史地名大系 「粥新田峠」の解説

粥新田峠
かゆにたとうげ

坂本さかもと西部皆野みなの三沢みさわとの境にある標高五三八メートルの峠。粥仁田峠・皆新田峠などと表記されることもあった(「風土記稿」など)。また日本武尊が当地で粥を煮たとの伝承があり、粥煮田峠とも記された。皆野町側の麓には戦国時代のものとされる道標現存、「風土記稿」には「右ハ安戸左ハ鉢形ト刻スコレハ鉢形城全盛ノ頃ノモノナルヘシ」とあり、中世から開かれていたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む