粭島(読み)すくもじま

日本歴史地名大系 「粭島」の解説

粭島
すくもじま

[現在地名]徳山市大字粭島

徳山湾と笠戸かさど湾に挟まれた半島部の大島おおしま村の南端、西側に位置する島であるが、現在は小瀬戸こせと橋でつながる。徳山藩領。

享保四年(一七一九)の「都濃郡粭島春定一紙」(徳山毛利家文書)によると畠数五町五反六畝余、石高一五石二升、「地下上申」でも石高には変化なく、家数三二軒、人口一六三を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「粭島」の解説

粭島

(山口県周南市粭島)
ふるさと周南景観特選指定の地域遺産。
ふぐの延縄漁発祥の地として知られる大島半島に接した周囲約2kmの島。粭島の集落は赤レンガの塀や家屋随所に見ることができる

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「粭島」の解説

粭島

山口県周南市、大島半島の先端に位置し、小瀬戸橋で半島と結ばれている島。「すくもじま」と読む。面積約3.33平方キロメートル。漁業が盛んで、延縄(はえなわ)によるフグ漁発祥地の記念碑がある。

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