精義(読み)せいぎ

精選版 日本国語大辞典 「精義」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぎ【精義】

〘名〙 正確な、また、くわしい意義。くわしい講義。
大乗院寺社雑事記‐文明二年(1469)七月一八日「同精義者事、於両門跡者、已遂講之僧綱・已講必出之」
翁問答(1650)上「俗儒訓詁ばかりを耳に聞おぼえ、口に云までにて、迹の精義(セイギ)をさへわきまへざれば」 〔易経‐繋辞下〕

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デジタル大辞泉 「精義」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぎ【精義】

正確な意義。また、詳しい解釈。

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普及版 字通 「精義」の読み・字形・画数・意味

【精義】せいぎ

奥妙の理を極める。〔易、辞伝下〕に入り、以て用を致すなり。利用身を安んじ、以てを崇(たか)くするなり。此れをぐるより以は、未だ之れを知ること或(あ)らざる。を窮めを知るは、んなるなり。

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