糟目犬頭神社(読み)かすめけんとうじんじや

日本歴史地名大系 「糟目犬頭神社」の解説

糟目犬頭神社
かすめけんとうじんじや

[現在地名]岡崎市宮地町 馬場

宮地みやじ地籍の西南に位置する。「犬頭宮七ツ有事」(本多家文書)に「熊野三社権現・白山宮・八幡宮・神明宮・犬頭大明神の七社、七薬師・七地蔵・七本榎木社宮神・犬頭七社人」とある。氏子七ヵ村として宮地・上和田かみわだ福島ふくしま新田法性寺ほつしようじ牧御堂まきみどう土井どい赤渋あかしぶをあげている。明治四年(一八七一)に糟目犬頭神社と改称。旧郷社。「文徳実録」仁寿元年(八五一)一〇月七日条に「糟目」など三河の一一神が従五位下を授けられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android