糟谷磯丸(読み)かすや いそまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「糟谷磯丸」の解説

糟谷磯丸 かすや-いそまる

1764-1848 江戸時代後期の歌人
宝暦14年5月3日生まれ。三河(愛知県)伊良湖(いらご)の漁師。40歳ちかくで文字をおぼえ,芝山持豊,新見正路(まさみち)の指導をうけた。平明な歌風で多作し,歌は病気災厄よけとして庶民に信仰された。嘉永(かえい)元年5月3日死去。85歳。名は別に貞良,磯麿。通称は新之丞,半之丞。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android