糸蒲寺跡(読み)いとかまじあと

日本歴史地名大系 「糸蒲寺跡」の解説

糸蒲寺跡
いとかまじあと

[現在地名]中城村津覇

津覇(つは)集落の背後(西方)にある丘陵地、糸蒲(いとかま)原にあった寺院。「琉球国由来記」によれば寺院の名前・創建年代は不明だが、住持は補陀落坊主、本尊は不動明王で、宗旨は真言宗であろうとし、旧階(寺院の階段の一部)が今も残るとある。同書は古老の言伝えとして次のような話を記す。この寺の坊主が知人のユキヤ巫(ヨキヤノロ)の家に立寄りお茶を飲んだとき、薄い着物で遊んでいた八歳になるノロの娘を母が外に出した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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