ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「紅茶キノコ」の意味・わかりやすい解説 紅茶キノコこうちゃキノコ 1975年ごろにブームになった,いわゆる健康食品。単なる発酵菌の集落であり,キノコではない。原産地は中国で,「海宝」という名で 200年前から飲まれ,ロシアのバイカル湖周辺に伝わり,そこから日本に伝来したという。紅茶を培養液とした紅茶キノコは,その主体は好気性の酢酸菌で,独特の風味をもったアルカリ性飲料であり,酸性食に偏っている人には効果が期待できる。ただし,カビなど雑菌がはびこりやすいので注意が必要である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by