紅霞(読み)コウカ

デジタル大辞泉 「紅霞」の意味・読み・例文・類語

こう‐か【紅×霞】

くれない色のかすみ。夕焼けなどでくれない色に染まった雲。
「今富士いただきにかかりし―は」〈蘆花自然と人生

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精選版 日本国語大辞典 「紅霞」の意味・読み・例文・類語

こう‐か【紅霞】

  1. 〘 名詞 〙 紅色のかすみ。また、夕陽で赤く染まった雲。赤い夕焼け。
    1. [初出の実例]「春樹満園皆著花、上映紅霞下白沙」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)二・友人東荘花樹歌)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐桃源図詩〕

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普及版 字通 「紅霞」の読み・字形・画数・意味

【紅霞】こうか

べに色の霞。夕焼けの色。唐・権徳輿〔李中丞慈恩寺清上人院牡丹花歌に和す〕詩 曲水亭の西、杏園の北 濃深院、紅霞の色

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