日本歴史地名大系 「納屋蔵町」の解説 納屋蔵町なやくらまち 三重県:四日市市四日市町納屋蔵町[現在地名]四日市市蔵(くら)町・新(しん)町・浜(はま)町・北納屋(きたなや)町・中納屋(なかなや)町納屋本(なやほん)町、また蔵町ともいう。四日市町の東海岸付近に位置する。東海道の往還四辻から東へ立(たて)町・中(なか)町・浜町を経てここまで東西の道が通ずる。西は思案(しあん)橋を渡って浜町。北は北納屋町、南は中納屋町。当町を中心として南北に広がる地域には、四日市町の商人・廻船関係の蔵・納屋が立並んでいた。旧版「四日市市史」によれば、この地は寛永年間(一六二四―四四)までは洲浜であり、わずかの納屋が点在するのみであったが、寛文年間(一六六一―七三)頃、前記道路が通じて以降発展したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by