旺文社世界史事典 三訂版 「純粋荘園」の解説 純粋荘園じゅんすいしょうえん 領主の直営地が,農奴の保有地にされ,その代償として農奴が領主に現物または貨幣地代を納めるのを基盤とする荘園。地代荘園ともいわれる古典荘園の崩壊に伴い,フランスでは11〜13世紀,イギリスでは14世紀ごろ形成された。古典荘園と比べ,生産力が増大し,農奴を独立自営農民化させる一つの要因となった。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by