紫蓋(読み)しがい

精選版 日本国語大辞典 「紫蓋」の意味・読み・例文・類語

し‐がい【紫蓋】

[1] 〘名〙
紫色のきぬがさ。特に天子の車の蓋。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔顔延之‐宋文帝元后哀策文〕
② 高い山の様子をたとえていう。
※和漢朗詠(1018頃)下「紫蓋の嶺の嵐疎かにして、雲七百里の外に収まる〈藤原惟成〉」
[2] 星の名。帝王の出る瑞祥とされる。〔宋書‐符瑞志上〕

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普及版 字通 「紫蓋」の読み・字形・画数・意味

【紫蓋】しがい

紫の車蓋

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