紫貝(読み)ムラサキガイ

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「紫貝」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐がい‥がひ【紫貝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貝「うちむらさき(内紫)」の異名
  3. シオサザナミガイ科の二枚貝。房総半島以南に分布し、潮間帯下の泥底に穴を掘ってすむ。殻長約一二センチメートルに達する。長卵形で、褐色の殻皮でおおわれ、老成してこれがはげると、紫色の殻が現われる。内面は紫色。〔生物学語彙(1884)〕

紫貝の補助注記

「多識編」に「紫貝 牟良左岐加伊」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「紫貝」の解説

紫貝 (ムラサキガイ)

学名Hiatula diphos
動物。リュウキュウマスオガイ科の二枚貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む