日本歴史地名大系 「細呂木館跡」の解説 細呂木館跡ほそろぎやかたあと 福井県:坂井郡金津町細呂木村細呂木館跡[現在地名]金津町細呂木細呂木の南側台地が西方に突出した先端の丘上(標高三七メートル)にあった細呂木氏の館跡。現在は春日(かすが)神社が鎮座する。東側は丘陵を深く掘切り、他の三方は急峻な崖。東西三〇メートル・南北一〇〇メートルの館跡は、中心となる北郭と一段低い南郭に分れ、一部土塁跡も残り、西麓の田地には字館(たち)の腰(こし)、東へ続く台地上には城(しろ)の上(かみ)・城(しろ)の南(みなみ)・城(しろ)の北(きた)の字名が残る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by