細野春日神社
ほそのかすがじんじや
[現在地名]京北町大字細野 中
現在は中の宮之辻にあるが、旧鎮座地は細川の下村。細川の上・中・下・滝四ヵ村の氏神。祭神は武甕槌命・経津主命・天児屋根命・毘売大神。明治四〇年(一九〇七)八月に、細川の田尻の日吉神社を併せ郷社として現在地に建立された。
創祀年代や沿革などは不詳だが、細川庄が古代から禁裏と関係が深く、所蔵の神像などが平安時代のものであるところから、平安時代の創祀と推定される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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