紹述(読み)ショウジュツ

デジタル大辞泉 「紹述」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じゅつ〔セウ‐〕【紹述】

[名](スル)先人の業を受け継いで、それに従って行うこと。「先賢遺業紹述する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紹述」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じゅつ セウ‥【紹述】

〘名〙 前人の業をうけついで物事を行ない、その精神を明らかにすること。
※業鏡台(1394‐1428頃)要中惟肖二上人寄東濃猷仲上人詩後序「夫文章不神。不以紹述聖賢事業
一年有半(1901)〈中江兆民〉附録「大久保及び其紹述者たる井上松方伊藤大隈の輩の如き」 〔宋史‐章惇伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「紹述」の読み・字形・画数・意味

【紹述】しよう(せう)じゆつ

前人の為すところを承けつぐ。〔宋史、姦臣一、章惇伝〕哲宗し、煕・元豐を復するのり。~是(ここ)に於て專ら紹を以て國是と爲す。そ元の革むる、一切之れを復す。

字通「紹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android