紹隆(読み)ショウリュウ

デジタル大辞泉 「紹隆」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りゅう〔セウ‐〕【紹隆】

《「じょうりゅう」とも》先人事業を受け継いで、さらに盛んにすること。
仏法―の為にあらざる間」〈太平記・一七〉

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精選版 日本国語大辞典 「紹隆」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りゅうセウ‥【紹隆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じょうりゅう」とも ) 前の人の事業を継承し、さらに盛んにすること。
    1. [初出の実例]「吾雖幼稚、願以紹隆、与君為縁」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「衆徒の願ふ心も、皆驕奢放逸の基にして、仏法紹隆(セウリウ)の為に非ざる間」(出典:太平記(14C後)一七)
    3. [その他の文献]〔鐘会文‐移蜀檄〕

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普及版 字通 「紹隆」の読み・字形・画数・意味

【紹隆】しよう(せう)りゆう

うけ継いで、盛んにする。魏・鍾会〔蜀に檄する文〕今、を紹し、宰輔忠肅(ちゆうしゆく)允(めいゐん)、王室に劬勞(くらう)す。布垂惠し、協和す。

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