紹鴎信楽(読み)ジョウオウシガラキ

デジタル大辞泉 「紹鴎信楽」の意味・読み・例文・類語

じょうおう‐しがらき〔ゼウオウ‐〕【×楽】

武野紹鴎が好んで焼かせた信楽焼茶陶

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精選版 日本国語大辞典 「紹鴎信楽」の意味・読み・例文・類語

じょうおう‐しがらきゼウオウ‥【紹鴎信楽】

  1. 〘 名詞 〙 信楽(しがらきやき)茶器一種古信楽雑器を茶器として愛好した室町末期の茶人、武野紹鴎がその好みを信楽に伝えて焼かせたもの。鬼桶水指や蹲(うずくまる)花入れが有名。
    1. [初出の実例]「名物の水さし〈略〉一、紹鴎しからき、宗易しからき、何も善き水さし也」(出典:山上宗二記(1588‐90))

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