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組紐文 くみひももん

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世界大百科事典 第2版の解説

くみひももん【組紐文】

もともと組紐の文様化であったものが,しだいに交差する紐状の連続文として独自に発展したと思われる。その特徴は〈組み〉あるいは〈結び〉のもつ呪術的な性格と神秘的ともいえる連続性にある。また平板になりがちな文様のうちでは立体感のあるものの一つといえる。組紐文は古くから各地でみられ,前3千年紀シュメールの陶板に見るねじり帯ふうの文様や,アッシリアの〈生命の樹〉といわれるレリーフ(前1000)は,それぞれ渦巻文,パルメット文と関連すると考えられる。

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世界大百科事典内の組紐文の言及

【アイルランド美術】より

…その芸術は反自然主義,反図像主義の原理に基づいており,ラ・テーヌ後期のモティーフを継承してこれにキリスト教的意味を付与させたものである。そこにはさらにゲルマンのモティーフ(動物組紐文)や地中海世界のモティーフ(組紐文)もとり入れられた。大陸の影響の下に描かれた人間像や聖書中の説話場面は完全にアイルランドの伝統的装飾原理に服し,現実的形体を奪われて,超越的次元へと移しかえられた。…

※「組紐文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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