編目(読み)ヘンモク

デジタル大辞泉 「編目」の意味・読み・例文・類語

へん‐もく【編目/×篇目】

文章の編や章につける題目。また、その表題
[類語]題名題目題号標題表題外題げだい内題名題なだい作品名・書名書目演題画題タイトル仮題原題

あみ‐め【編(み)目】

編み物の単位になる、糸を編んだからみ目。「編み目を数える」
糸や竹などを編み合わせたときにできるすきま。「編み目の粗い竹垣」

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精選版 日本国語大辞典 「編目」の意味・読み・例文・類語

あみ‐め【編目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物を編み合わせたすきま。
    1. [初出の実例]「あらたまの伎倍(きへ)が竹垣編目(あみめ)ゆも妹し見えなば吾恋ひめやも」(出典万葉集(8C後)一一・二五三〇)
  3. 糸と糸とを編み合わせた部分
    1. [初出の実例]「編目はあまり堅く緊(し)むべからず又た緩るすぎるもよろしからず」(出典:毛糸編物独案内(1888)〈浜田兼次郎〉)

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