結晶内有機基質(読み)けっしょうないゆうききしつ

最新 地学事典 「結晶内有機基質」の解説

けっしょうないゆうききしつ
結晶内有機基質

intracrystalline organic matrix

生物がつくる歯,骨,貝殻などの硬組織の多くは無機質生体鉱物)の部分と有機物複合体となっているが,この生体鉱物の結晶内部にも有機分子がそれなりに含まれ,これを結晶内有機基質と呼ぶ。この有機分子は結晶形成の母液に含まれ,結晶成長時にその表面に吸着することで結晶内に取り込まれると考えられる。このときに有機分子のもつ官能基やその配置により特定結晶面に特異的に吸着することで,結晶形態を制御する可能性が考えられる。

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参照項目:生体鉱物
参照項目:バイオミネラリゼーション

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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