デジタル大辞泉 「絡み付く」の意味・読み・例文・類語 からみ‐つ・く【絡み付く】 [動カ五(四)]1 物のまわりに巻きつく。まといつく。まつわりつく。「足にひもが―・く」2 無理なことを言って、言いがかりをつける。「酒に酔ってしつこく―・く」[動カ下二]「からみつける」の文語形。[類語]絡む・絡まる・巻き付く・絡み合う・まつわる・まつわり付く・まとい付く・もつれる・こんがらかる・纏繞てんじょうする 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「絡み付く」の意味・読み・例文・類語 からみ‐つ・く【絡付】 [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙① まきつく。絶えずついて離れない。まといつく。[初出の実例]「綢繆は纒綿の心して下へをちぬやうにからみ付た心ぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)八)「安井は黐(もち)の様な熱に絡(カラ)み付(ツ)かれて」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉一四)② 人に言いがかりをつける。[初出の実例]「菓子屋の畜生め、真面に成って、からみ付(ツ)きゃアがって」(出典:滑稽本・和合人(1823‐44)二)[ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 ⇒からみつける(絡付) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例