デジタル大辞泉
「纏わり付く」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まとわり‐つ・くまとはり‥【纏付】
- 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
- ① 物の周囲にからまる。
- [初出の実例]「風呂屋の軒には〈略〉木彫が施され、湯気はその軒にまとはりついた」(出典:潮騒(1954)〈三島由紀夫〉九)
- ② からむようにつきまとう。まといつく。まつわりつく。
- [初出の実例]「ブローカーがまとわりついて」(出典:ノリソダ騒動記(1952‐53)〈杉浦明平〉一)
まつわり‐つ・くまつはり‥【纏付】
- 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 離れないようにくっつく。からむようにつきまとう。まとわりつく。
- [初出の実例]「貴枝は嬉しさうに富枝の傍へ寄り附いて姉の手を自分の肩にかけたりしてまつわり付いた」(出典:あきらめ(1911)〈田村俊子〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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