縺れる(読み)モツレル

デジタル大辞泉 「縺れる」の意味・読み・例文・類語

もつ・れる【×縺れる】

[動ラ下一][文]もつ・る[ラ下二]
線状のものがからまり合って解けなくなる。「髪が―・れる」
足・舌などが思うように動かず、言語動作支障をきたす。「足が―・れる」
事柄が入り組んで決着のつかない状態になる。「交渉が―・れる」「試合が―・れる」
[類語](1こんがらかる絡む絡まる巻き付くまつわるまつわり付くまとい付く纏繞てんじょうする絡み付く絡み合う/(3面倒臭い世話煩雑面倒厄介手数てかず手数てすう複雑煩瑣はんさ難しいうるさい煩わしいややこしいやかましいくだくだしいうっとうしいこうるさい気詰まりしち面倒しち面倒臭い難儀煩多錯雑錯綜さくそうしち難しい入り組む込み入る手が込む気が重い気が進まない気乗り薄うんざり億劫おっくう渋る投げ遣り大儀懶惰らんだ横着怠慢怠惰不精懈怠けたい飽き飽き世話が焼ける手が掛かる冗長繁簡ごたごた入り乱れる紛糾ごっちゃ乱雑雑然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android