給電線(読み)キュウデンセン

デジタル大辞泉 「給電線」の意味・読み・例文・類語

きゅうでん‐せん〔キフデン‐〕【給電線】

変電所または発電所から供給地の配電幹線までの電線路
無線装置で、アンテナと送受信機とを結び、高周波電力を伝える線路フィーダー

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精選版 日本国語大辞典 「給電線」の意味・読み・例文・類語

きゅうでん‐せんキフデン‥【給電線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (配電線路のうち)変電所または発電所から各需用地に至る配電幹線までの電線路をいう。幹線からの分岐線は含まない。
  3. きでんせん(饋電線)
  4. 空中線(アンテナ)と送受信機を結び、高周波電力を伝える線路。フィーダー。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「給電線」の意味・わかりやすい解説

給電線
きゅうでんせん
feeder

電気エネルギー目的地まで導く伝送線。 (1) 電力関係では,中央変電所や二次変電所から配電幹線へ電力を送る幹線をさす。 (2) 通信関係では,送信機とアンテナ,アンテナと受信機を結ぶ高周波電圧・電流を送る線をさす。 (3) 鉄道では,変電所と架線レールと変電所を結ぶ線をさす。

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百科事典マイペディア 「給電線」の意味・わかりやすい解説

給電線【きゅうでんせん】

フィーダーともいい,変電所から分岐線までなど電力を供給する線路または電線をいう。電気鉄道では一般に饋(き)電線を呼び,電車線また第3レールなどに電力を供給する線路をさす。また送信所などの送信機からアンテナに,あるいはアンテナから受信機に信号を送る線路もいう。

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