コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

架線 カセン

デジタル大辞泉の解説

か‐せん【架線】

[名](スル)
送電線や電話線などを架け渡すこと。また、その線。
電車電力を供給するため、軌道上方にけ渡される電線がせん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

架線【かせん】

架空電車線の略。トロリー線とも。軌道の上空に架設され電気車に電流を供給する電線。パンタグラフがその下面を摺動して集電。ふつう1本の吊(ちょう)架線を介して軌道上の一定の高さに一定の張力で支持される。
→関連項目トロリーバス

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

かせん【架線】

( 名 ) スル
電線などを架設すること。また、その電線。
電車に動力用電力を供給するために、線路上方に張る電線。鉄道関係者は「がせん」という。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

架線
かせん

電気運転に必要な電力を供給するため、軌道上方に架設した電線類の総称。架空電車線方式は架空複線式と架空単線式に大別される。架空複線式は、2条のトロリー線を軌道上方に架設して電気回路を構成する方式で、トロリーバスに採用されている。架空単線式は、軌道上方に架設したトロリー線と走行しているレールで電気回路を構成する方式で、JRではすべてこの架線方式を採用している。架空単線式には、トロリー線を軌道上方一定の高さに保持する方法により、直接吊架(ちょうか)方式、カテナリー吊架方式、剛体吊架方式などに分類できる。
 直接吊架方式は、支持物に直接トロリー線を支持するもので、トロリー線の高さを一様にすることが困難なため、構内などの中低速区間に採用されている。カテナリー吊架方式は、トロリー線を吊架線などに一定間隔で支持できるため、トロリー線をほぼ一様の高さに架設しうるので、高速運転に適している。剛体吊架方式は、き電線としての電気性能を有した導電形材(たとえばアルミT形材)にトロリー線を支持する方式で、トンネルなどの断面積を小さくする場合に有利であるが、集電装置による架線の押し上げ(ばね作用)がないため、高速になると、集電性能が悪くなる。この方式は、郊外架空単線式鉄道と相互乗り入れする都市地下鉄などに使用されている。[藤原昭男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の架線の言及

【鉄道】より

…軌道(または軌条)や架線などの固定施設によって拘束され,決められた路線で運転される交通機関の総称。
【鉄道の経済的側面】
 19世紀は〈鉄道の時代〉といわれる。…

※「架線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

架線の関連キーワード(自動車保険における)自動車の範囲dead section新幹線のブレーキクランプメーターエアセクションターンバックルサードレール電気ブレーキタワーヤーダ回生ブレーキ三和テッキビューゲル桜木町事件林業索道イワブチ大谷工業東神電気電気鉄道集電装置ハンガー

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

架線の関連情報