絳紗(読み)こうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「絳紗」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゃ カウ‥【絳紗】

〘名〙 赤色薄絹
浄瑠璃・浦島年代記(1722)入部の纜「しゃかつら龍王、通天の冠・絳紗(カウシャ)の袍、碧玉の圭を正しうして、白玉の床につき」 〔後漢書‐馬融伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「絳紗」の読み・字形・画数・意味

【絳紗】こう(かう)さ

赤い薄絹。〔晋書、后妃上、胡貴嬪伝〕泰始九年、多く良家の子女(えら)び、以てに充(あ)つ。自ら其の美なるを擇び、絳紗を以て臂にく。に入る。殿より下りて號泣す。

字通「絳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android