絳紗(読み)こうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「絳紗」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゃカウ‥【絳紗】

  1. 〘 名詞 〙 赤色薄絹
    1. [初出の実例]「しゃかつら龍王、通天の冠・絳紗(カウシャ)の袍、碧玉の圭を正しうして、白玉の床につき」(出典浄瑠璃・浦島年代記(1722)入部の纜)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐馬融伝〕

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普及版 字通 「絳紗」の読み・字形・画数・意味

【絳紗】こう(かう)さ

赤い薄絹。〔晋書、后妃上、胡貴嬪伝〕泰始九年、多く良家の子女(えら)び、以てに充(あ)つ。自ら其の美なるを擇び、絳紗を以て臂にく。に入る。殿より下りて號泣す。

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