絹セル(読み)キヌセル

デジタル大辞泉 「絹セル」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐セル【絹セル】

縦糸絹糸横糸梳毛糸そもうしを使ったセル風の交織地。
絹糸にりをかけてセルの風合いを出した織物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絹セル」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐セル【絹セル】

  1. 〘 名詞 〙 ( セルは[オランダ語] serge から ) 絹を原料としたセル。和服地一つ
    1. [初出の実例]「絹セルに白茶の支那縮緬の兵児帯(へこおび)を締め」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉温泉場日記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android