綱分八幡宮(読み)つなわけはちまんぐう

日本歴史地名大系 「綱分八幡宮」の解説

綱分八幡宮
つなわけはちまんぐう

[現在地名]庄内町綱分

庄内川の中流域に鎮座する。祭神仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。旧県社。天明六年(一七八六)成立の綱分八幡宮産綱記(綱分八幡宮文書)は当宮の成立時期を神亀年間(七二四―七二九)とし、神功皇后の「御産の御綱を分て此斎場今の綱分八幡宮宮所なりに納させ給ふよつて綱分の号、ここに起れり」と由緒を説明する。平安期に宇佐宮領綱別庄が成立し、当地に八幡宮が勧請されたため、こうした「綱分」の地名の由来を神功皇后に求める付会がなされたのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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