緊急被ばく医療機関

共同通信ニュース用語解説 「緊急被ばく医療機関」の解説

緊急被ばく医療機関

1999年の茨城県東海村臨界事故で、患者搬送の不手際ネットワークの不備が指摘されたため、当時の原子力安全委員会がまとめた報告書を土台に整備された。初期救急処置をする「初期被ばく医療機関」と、初期では対応しきれない患者の専門診療に当たる「2次」機関を都道府県が指定し、より深刻な患者を受け入れる「3次」機関は、放射線医学総合研究所(千葉)と広島大を国が指定している。

東京電力福島第1原発事故で十分対応できなかった反省から、原子力規制委員会は新たな被ばく医療体制を構築すると表明。指針策定などが進められているが、見通しは立っていない。

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