緋連雀(読み)ヒレンジャク

関連語 極東地方 名詞

精選版 日本国語大辞典 「緋連雀」の意味・読み・例文・類語

ひ‐れんじゃく【緋連雀】

  1. 〘 名詞 〙 レンジャク科の鳥。全長約一七センチメートル。体はぶどう色で、尾羽と初列風切り羽の先端は美しい紅色。頭上にある栗色の長い羽冠が目立つ。ロシア沿海州北部などで繁殖し、日本には一一月ごろ各地に渡来雑木林にすみ、春には市街地にも現われ、細い声で鳴く。ヤドリギキヅタなどの木の実や昆虫を食べる。類似種にキレンジャクがある。ほやどり。《 季語・秋 》 〔大和本草批正(1810頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「緋連雀」の解説

緋連雀 (ヒレンジャク)

学名Bombycilla japonica
動物。レンジャク科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む